筑波大学

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「学際創成学術院」は現在令和9年4月の設置に向けて文部科学省に申請中のものであり、今後計画に変更が生じる可能性があります。

星野豊
筑波大学人文社会系教授
新学術院設置検討委員会委員

Greeting

ごあいさつ

「これからの法律学はどう変わるか」
法律の最も分かりやすいイメージは、「事件が起きる」→「法律が適用される」→「事件が解決される」であると思われます。ところが、法律を適用して「事件が解決する」と考えているのは事件に関係がない人の感覚であって、当事者や関係者の中には、負けて復讐心の塊となったり、勝って調子に乗って戦線を拡大させたり、という人も少なからずいます。

日本の法律学は、日本が明治時代に開国した際に、欧米列強から侵略されないような国家の外形を構築することを最重要の目的として、主に「理論」を基盤として組み上げられてきました。この結果、法律学の議論は、想定される抽象的な事例に対して理想を追求する性格が強くなり、それはそれは美しくかつ格好良い部分だけが強調されてきたわけです。

しかしながら、これは生活や仕事の中で事件に巻き込まれることのない、大変平和な人生を歩んでいる人が趣味として考える場合であればともかく、人生が台無しにされるかもしれない危機的な状況にある人から見れば、「理論のお遊び」としか評価されないものです。実際、現実が理論と異なっていた場合に、理論を考え直すのではなく、現実の方が間違っているとして考慮の対象から切り捨ててしまうことも、しばしば行われています。

「創成法学学位プログラム」は、このような状況を改善するために、多くの分野の専門家と協同して設立されました。ぜひ皆様には、様々な分野の勉強を興味の赴くままに自由に行っていただき、法律学の将来における在り方を、一緒に考えていければと思います。

星野豊
筑波大学人文社会系教授
新学術院設置検討委員会委員


Mission

ミッション


Mission

「多様な視点で、法学の新地平を切り拓く」

従来の法学において法解釈学が中心的な領域として位置付けられていますが、法と他の学問との接点を法や社会のあり方を検討する研究者の不足しており、実社会で発生している問題や、近未来に予測される科学技術の進展に関する問題への現実的対処が困難になっています。そこで創成法学学位プログラムでは、従来の法に関する専門的な知を学際的に検討し直し、絶えず変化する社会における法の役割を分析して、新たな法体系や学問的知見の創成を試みます。従来の法学の枠組みにとらわれず、社会基盤と法理論、社会における法の実装、科学技術と法体系の領域から分析を行います。


特徴

学際性
多様な学問分野との相互関係を基盤とした自由な議論を蓄積していくことによる、法学それ自体の再構築を目指します。
社会実践性
社会全体において発生している法律問題に対する、裁判以外の方法を含む現実的具体的対処に貢献する研究の推進と人材の育成を目指します。
国際性
国際的な視点に立ち、大局的観点に基づく社会への貢献が可能となる研究の推進と人材の育成を目指します。
日英での
カリキュラム
日本語と英語のカリキュラムにより、多様な視点から学ぶことができます(日英両語での学びが推奨されます)。
春入学と
秋入学
春入学(4月)と秋入学(10月)があり、それぞれのニーズから、異なる時期から学修を開始することができます。
短期修了や
長期履修制度
ニーズにより短期修了や長期履修制度を利用することができます。

ロゴ

創成法学学位プログラム ロゴ

創成法学学位プログラムのロゴは、多様な分野の知が結びつき、新たな法に関するグローバルな知が創出されていくイメージを表現しています。カラフルに配置された複数の六角形は、さまざまな学問分野の広がりを示しています。その多様性の中で、社会の羅針盤となる法的規範を、創成法学が分析し、構築していく営みを象徴しています。水色の環は、創造された知が世界へ広がり、また共有されていくことを視覚的に表しています。

The Three Policies

3つのポリシー


博士前期課程

●ディプロマポリシー
(ディプロマポリシーに掲げる専門コンピテンス)

Competence 1
知の活用力:高度な知識を社会に役立てる能力
Competence 2
マネジメント能力:広い視野に立ち課題に的確に対応する能力
Competence 3
コミュニケーション能力:専門知識を的確に分かりやすく伝える能力
Competence 4
チームワーク力:チームとして協働し積極的に目標の達成に寄与する能力
Competence 5
国際性:国際社会に貢献する意識
Competence 6
課題発見力:必ずしも従来法学上の課題として捉えられてこなかった課題を発見する能力
Competence 7
学際的発想力・止揚力:学問分野を横断して異なるものを結びつけ、より高い次元における価値のあり方を構想する能力
Competence 8
課題解決力:自らの課題として捉え、他者と協働・連携・共感し、課題を解決する能力

学修成果の評価

学修成果の評価は、「達成度評価表」に基づく達成度評価によって学期ごとに指導教員等との⾯談およびカリキュラム委員会での確認を通じて、学位授与の⽅針に基づくコンピテンスの修得状況を客観的に確認し評価する。
また、最終試験においてコンピテンスの達成状況を総合的に確認する。


●カリキュラムポリシー
(教育課程の編成方針)

(学修の方法・プロセス)


●アドミッションポリシー
(求める人材)

法に関連する具体的なテーマに関心を持ち、学際的な視点で、絶えず変化する社会における法のあり方を自らの課題として分析・創成でき、実社会で起きる法的な課題に関する問題意識を基盤として、新たな法学の可能性を構想し、世界が直面する問題の解決に主体的に貢献する意欲と基礎的な見識を持つ者を求める。


博士後期課程

●ディプロマポリシー
(ディプロマポリシーに掲げる専門コンピテンス)

Competence 1
知の創成力:未来の社会に貢献し得る新たな知を創成する能力
Competence 2
マネジメント能力:俯瞰的な視野から課題を発見し解決のための方策を計画し実行する能力
Competence 3
コミュニケーション能力:学術的成果の本質を積極的かつわかりやすく伝える能力
Competence 4
リーダーシップ力:リーダーシップを発揮して目的を達成する能力
Competence 5
国際性:国際的に活動し国際社会に貢献する高い意識と意欲
Competence 6
課題発見・分析力:必ずしも従来法学上の課題として捉えられてこなかった課題を発見し、その構造を分析する能力
Competence 7
高度な学際的発想力・止揚力:学問分野を横断して異なるものを結びつけ、より高い次元における価値のあり方を構想する高度な能力
Competence 8
創造的課題解決力:自らの課題として捉え、他者と協働・連携・共感し、創造的に課題を解決する能力

学修成果の評価

学修成果の評価は、「達成度評価表」に基づく達成度評価によって学期ごとに指導教員等との⾯談およびカリキュラム委員会での確認を通じて、学位授与の⽅針に基づくコンピテンスの修得状況を客観的に確認し評価する。
また、最終試験においてコンピテンスの達成状況を総合的に確認する。


●カリキュラムポリシー
(教育課程の編成方針)

(学修の方法・プロセス)


●アドミッションポリシー
(求める人材)

法に関する具体的なテーマについて基盤的知識を持ち、学際的な視点で、絶えず変化する社会における法のあり方を自らの課題として分析・創成し、創成法学を牽引でき、実社会で起きる法的な課題に関する基盤的知識を有し、かつ、新たな法学の可能性を構想しつつ世界が直面する問題の解決に主体的に貢献する意欲と創造力を有する者を求める。


Program

プログラム


●授与する学位

●教育研究内容

●教育課程

博士前期課程

博士後期課程

●教員紹介

指導可能教員(候補)(名字アルファベット順)

●学生支援

入学料・授業料

入学料:282,000円(令和7年度実績)
授業料:年間535,800円(令和7年度実績)
詳細はこちらをご覧ください。
https://www.tsukuba.ac.jp/admission/graduate-tuition/

授業料等の免除について

筑波大学では、経済困窮者による一般免除と優れた研究業績を上げた学生に対する特別免除による授業料免除の制度があります。
詳細はこちらをご覧ください。
https://www.tsukuba.ac.jp/campuslife/support-scholarship/schoolexemption/

学生宿舎・アパート情報

筑波大学構内に、学生宿舎が整備されています。また、大学周辺にもアパートやマンションがあります。
詳細はこちらをご覧ください。
https://www.tsukuba.ac.jp/campuslife/support-healthlife/

奨学金・就学支援について

本プログラム独自の奨学金制度はありませんが、日本学生支援機構の他、各種団体の奨学金に申請することができます。
詳細はこちらをご覧ください。
https://www.tsukuba.ac.jp/campuslife/support-scholarship/

TA(ティーチング・アシスタント)

博士前期課程の学生は、TAとして、学群の授業の教育補助業務を行うことができます。博士後期課程の学生は、TAとして、学群、博士前期課程の授業の教育補助業務を行うことができます。TAの採用には別途審査があります。

RA(リサーチ・アシスタント)

博士前期課程、博士後期課程の学生は、RAとして研究の補助業務を行うことができます。RAは、本学位プログラムまたは個々の教員の外部資金等によって採用されます。RAの採用には、別途審査があります。

日本学術振興会特別研究員

博士後期課程の学生は、日本学術振興会特別研究員に採用されると、月額227,000円(令和9年度の支給予定額)の研究奨励金が支給され、毎年度150万円以内の研究費が配分されます。
詳細はこちらをご覧ください。
https://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_sin.html

奨学金・研究助成情報

外部資金を獲得することで、書籍の購入や、現地調査の費用を賄いつつ研究をすることができます。論文の執筆にあたって、外部資金を獲得し、研究を遂行する学生もおりますので、以下の本学の情報サイトを活用してください。
研究情報ポータルCOTRE:https://ura.sec.tsukuba.ac.jp/
研究資金情報サイト RISS:https://www.research-fund.sec.tsukuba.ac.jp/

就職支援

筑波大学には、学生の就職を支援するための様々なプログラムが用意されています。
詳細はこちらをご覧ください。
https://syushoku.sec.tsukuba.ac.jp/career/


Admission Information

入試情報


入学時期

4月、10月

入試情報

出願前に入学希望者は、指導を志望する教員の内諾を得る必要があります。
詳細は、令和8年4月中に公表予定の入学者選抜の概要及び令和8年9月に公表予定の募集要項をご確認ください。

Contact


Email ils-sigma@un.tsukuba.ac.jp